【物 流】ロジザード クラウド倉庫管理システムと検品システムを連携

ロジザードは同社のクラウド倉庫管理システム(WMS)「ロジザードZERO」と、ゼアーが提供する検品システム「ロジマッチ」の連携を開始した。

ECの需要拡大により、個別配送・出荷時の検品数は増加している。WMSでは注文商品と出荷商品に間違いがないか、ハンディターミナル等で1点ずつバーコード検品を行い、履歴を残す仕組みとなっている。そのため、複数商品の注文が入る日用雑貨等の一般消費財を取り扱う企業では、検品作業の負担が大きかった。

今回、ロジマッチと連携されたロジザードZEROは、ピッキングリストと商品のバーコードを上に向けてセットすることで、上部に設置されたカメラによって全てのバーコードの一括読み取りが可能となる。ロジマッチは複数商品や複雑なピッキングパターンであっても瞬時に検品結果を表示できるほか、手作業での検品に比べて作業効率は最大5倍となっている。また、独立ユニットであるため場所を選ばず移動可能となっており、既存の作業台やベルトコンベアなどとの組み合わせも可能である。そのほか、検品時の画像の保管が可能であり、トレーサビリティ課題も解決できる。


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