【知 識】法政大学とLIXIL ハイブリッド換気実施時に執務者の知的生産性向上を確認

法政大学とLIXILは、"呼吸するオフィス"をコンセプトに設計されたLIXIL社屋(HOSHI棟)を対象に、室内環境の実測調査及び執務者を対象としたアンケート調査を行い、ハイブリッド換気による執務者への知的生産性等への影響を評価した。分析の結果、ハイブリッド換気の実施により、春季においては空調の電力消費量を削減しながら、執務者の知的生産性の向上が可能であることが示された。

調査対象となったHOSHI棟は、室内外の温湿度等のセンサーにより、条件を満たしている場合にハイブリッド換気用の窓が自動で開放される機能を備えている。春季にハイブリッド換気を行った結果、通常の空調制御実施時と比較して最大70.6%の空調の電力消費量の削減効果があった。また、ハイブリッド換気時の室内温熱環境は快適に保たれ、室内CO2濃度が低下した。また、空気を新鮮に感じる執務者の割合が増加した。


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