【環 境】ヤクルトグループ 国内工場の購入電力を全て再生可能エネルギー電力に切替

ヤクルト本社は国内12工場で、2022年4月から生産工程で使用する購入電力を、契約先の電力会社が提供する実質的に再生可能なエネルギー電力に全て切り替える。また湘南化粧品工場も同様に、2022年7月を目途に切り替えを予定している。

ヤクルトグループでは2050年までにバリューチェーンにおける温室効果ガス排出量ネットゼロを目指す「環境ビジョン2050」を2021年4月に策定し公表した。あわせて中期マイルストーンである「環境目標2030」と短期マイルストーンである「環境アクション(2021-2024)」を策定し、公表した。この中で、温室効果ガス排出量(国内スコープ1・2)を、2030年までに2018年度比30%削減することを目標に掲げ、さまざまな取り組みを進めている。

今回の再生可能エネルギー化により湘南化粧品工場を加えた13工場合計で年間、約34,800tのCO2排出量の削減となり、温室効果ガス排出量(国内スコープ1・2)の2018年度比約40%の削減が見込まれる。また、兵庫三木工場においては、上記の再生可能エネルギー化に加え、900kWの自家消費型太陽光発電システムを導入する。

同工場では既存システムによる100kWの発電と合わせ、計1MWとなり、これは同グループ初のメガワットクラスの太陽光発電システムとなる。 同グループでは「環境ビジョン2050」の達成に向けて、今後も再生可能エネルギーのさらなる導入や省エネルギー化を推進し、コーポレートスローガンである「人も地球も健康に」に基づき、地球環境の保全に積極的に貢献していく。 


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