【物 流】日新 ESG経営・DXに注力した中期計画発表

日新は2022年4月から2027年3月の5年間を期間とする第7次中期経営計画「Nissin Next 7th」(NN7)を発表した。 

 昨今、国際情勢や新型ウィルス感染症の発生、気候変動の増大などをはじめとする先行き不透明な状況が続いている中、脱炭素社会実現に向けた社会の取組みは今後ますます加速しており、産業構造が大きく変わる、時代の転換期を迎えようとしている。同社では、この変化に的確に対応する為、次の新たな姿に変貌していくべく「新領域事業への挑戦とコア事業の深耕化」を図るとともに、「ESG 経営」に取り組んでいく。

今回の中期計画では5年間を2年間と3年間に分けることで着実に施策を実行し、グループ一丸で企業価値向上を目指すことを掲げている。最初の2年間では、中長期的な視野で新しい社会に対応していくために、「事業ポートフォリオ戦略の推進」、「ESG経営の推進」、「DXの推進」の3点に重点を置き事業基盤・経営基盤を強化に取り組む。次の3年間では最初の2年間で構築した事業基盤・経営基盤を活用し、企業価値を高める新しい施策を実行していく。

さらに新領域事業として、新規事業開発室を設置し「従来とは異なる発想によって生み出す新たな物流関連事業」にも挑戦し、事業領域を広めていく方針である。 

 また同中期計画における新規の設備・投融資は、海外・国内の物流施設への拡充投資、DX関連への投資、M&Aなどを予定しており、2022年5月に同社ホームページにて発表する予定となっている。


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