【アジア】みずほフィナンシャルグループ フィリピンのデジタルバンクに出資

みずほフィナンシャルグループはみずほ銀行を通じて、フィリピンの民間企業で初めてライセンスを取得し「Tonik」ブランドで無店舗のデジタルバンクを展開するTonikバンクの持株会社であるTonikフィナンシャルに出資する。

Tonikフィナンシャルはシンガポール共和国の企業でみずほ銀行は持分約10%相当の株式を取得する。 アジアは人口増加を背景とした経済成長が見込まれる反面、金融インフラが発展段階にあり、「Financial Inclusion」(金融包摂)が社会課題となっている。みずほフィナンシャルグループはアジアで「デジタル」を軸とした金融サービス提供による金融包摂への貢献と、事業ポートフォリオの拡充を目指し、同地域の事業者への戦略的な出資を検討してきた。

フィリピンは人口の7割程度が銀行口座を保有していない一方、アジアの中でも若年層の割合が特に高く、スマートフォンの普及が進んでいることを背景にモバイル決済などのデジタル金融サービスが銀行未利用層にも急速に浸透しつつあり、デジタルを通じた銀行サービスの提供は、金融インフラの発展を促す突破口の一つとなりえる。

Tonikバンクは既存銀行のサービスが行き届いていない中間層に、スマートフォンをベースとしたユーザー目線の金融サービスを提供し、フィリピンにおける金融包摂を推進しようとしている。

民間企業として初めて店舗を持たずデジタル端末上のみで銀行サービスの提供を行うことができるデジタルバンクライセンスの認可をフィリピン中央銀行より受け、既に預金・貸出サービスを開始している。 みずほフィナンシャルグループは国内事業を通じ培った経験やノウハウの提供等により、Tonikバンクの金融サービス事業の更なる強化・成長に貢献するとともに、既に出資しているベトナムのベトコムバンクやMサービスとの連携を通じて、フィリピン・ベトナムを起点にアジアにおける金融包摂とリテール金融業界に進出する。


・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です