【知 識】第一交通産業とNearMe 北九州市で空港送迎の実証実験開始

第一交通産業グループとNearMeは北九州市が行うスタートアップSDGsイノベーショントライアル事業に採択され、北九州市周辺と北九州空港間で2022年2月1日より実証実験を開始した。

北九州市は令和2(2020)年7月に「スタートアップ・エコシステム推進拠点都市」に選定され、環境・ロボット・DXの3分野を中心に新たな産業を創出し、ビジネスによるSDGs未来都市の実現を目指している。今回はその一環でスタートアップの支援をさらに強化するために立ち上げた「スタートアップSDGsイノベーショントライアル事業(実証支援事業)」を通じて、北九州市で実証実験を行うスタートアップを公募した。

NearMeはこれまで独自のAIを活用しハイヤー・タクシーにおける相乗りなどのルーティングの最適化を行い空港版のスマートシャトルの「nearMe.Airport(ニアミー エアポート)」を11空港の空港で運用してきた。また九州では通勤シャトルとして、トヨタ九州社との連携で宮田工場・福岡空港・九州の指定各エリアでの送迎を行ってきた。

今回、第一交通産業グループとの連携により、一企業の社員に限らずより多くの送迎することを鑑み、公募に応募し採択された。北九州市のサポートのもと実証実験を開始し、その後エリアの需要を検証し正式ローンチに向けて歩みを進める。


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