【物 流】国交省 2021年10月度 トラック輸送情報
国土交通省は2021年10月度のトラック輸送情報を発表した。 これによると、特別積合せ貨物について、輸送量は5,519千トン(前月比1.9%増、前年同月比1.8%減)、平均稼働日数は前月比1.3日増、前年同月比0.6日減となった。宅配便について、取り扱い個数は382,535千個(前月比2%減、前年同月比0.9%減)となった。
品目別輸送状況について、前月と比較して「農水産品」の増加の他、「食料工業品」で工場・生産地からの貨物増や倉庫から出る貨物増、季節的需要増が見られた。一方、「機械」「日用品」では減少が見られ、「日用品」は季節的需要が減少した。
前年同月比でみると、「金属製品」「機械」「農水産品」で増加がみられ、「農水産品」では、野菜の工場・生産地からの貨物増が見られた。減少傾向であったのは、「繊維工業品」「日用品」などである。「日用品」では、書籍・印刷物、玩具、その他日用品で工場・生産地からの貨物減や、商社・問屋からの貨物減があった。
一般貨物の輸送量について前月比8.1%増、前年同月比0.1%減となった。特に九州地方では、前月比13.7%増、前年同月比11.2%増と、ともに輸送量は増加していた。
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