【環 境】「味の素」「うま味だし・ハイミー」袋入り品種のパッケージを紙包材に変更

味の素はうま味調味料「味の素」と「うま味だし・ハイミー」の袋入り品種のパッケージを、令和4(2022)年3月中旬以降順次プラスチック包材から紙包材に変更する。

プラスチック包材と変わらない使用性(強度・保存性・開封のしやすさ)を実現しながら、年間約12tのプラスチック廃棄物削減を行う。 味の素グループは令和12(2030)年度までにプラスチック廃棄物をゼロにすることを目標に掲げており、これに向けて、紙包材化によるプラスチック廃棄物の削減やプラスチック包材のモノマテリアル(単一素材)化などの取り組みを行っている。 

 そこで同社を代表する製品であるうま味調味料「味の素」と、同じくうま味調味料「うま味だし・ハイミー」の袋入り品種のパッケージをプラスチック包材から紙包材に変更する。

従来紙パッケージで販売されている小麦粉などと異なり、「味の素」や「うま味だし・ハイミー」は紙を突き破ってしまうおそれのある粒子であることから、紙包材化にあたっては多くの課題に直面したが、約2年間に及ぶ試行錯誤の結果、プラスチック包材と変わらない強度や保存性を実現した。

これにより、プラスチック廃棄量を令和3(2020)年度比で約12t削減するとともに、味の素グループの地球環境貢献に対する取り組みについての認知拡大を図る。 


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