【アジア】山九 サウジ・キングアブドラ経済都市でコンテナデポ及び倉庫の営業開始

山九のサウジアラビア現地法人 山九サウジアラビアは2022年春にサウジアラビア西岸に位置するキングアブドラ経済都市(King Abdullah Economic City)にコンテナヤードを建設し、コンテナデポと倉庫の営業を開始する。 

ヤードの名称はKAEC CONTAINER YARD(以下 KCY)で、現在キングアブドラ経済都市には世界各国から自動車メーカー等を中心とした多くの企業が進出しており、2022年末までには200社の進出が見込まれる成長著しいサウジアラビア初の経済特区で、今回の進出に先駆け、2021年11月2日にキングアブドラ経済都市を管理するEMAAR THE ECONOMIC CITYと20年間の賃貸借契約を締結した。 

またキングアブドラ経済都市に隣接するキングアブドラ港は世界でも有数の効率性の高い港とされ、サウジアラビア西部最大の工業地帯であるYANBU地区から240km、世界最大級の石油精製・石油化学コンビナートを有するラービグ地区からは30kmと良好なアクセスに恵まれており、それらの地域で出荷される商材の輸出港としての取り扱い増加が期待されています。KCYはキングアブドラ港で取り扱いされる貨物の一時保管場所として、非常に利便性に優れた場所に位置している。

 今後は同地とマレーシアで2022年9月に開設予定となるアジアハブセンターを軸としたグローバルネットワークを充実させ、更なる事業拡大を進めていくとともに、将来的には保税地域への進出も目指す。 


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