【流 通】商工中金 ESG経営の実現をサポートする「ESG診断」の取扱い開始

商工中金は船井総合研究所と連携し、両社の主要な顧客層である中堅・中小企業向けに、自社のESG(※)に関しての取り組み状況を簡易に診断できるツールである「ESG診断」を開発し、提供を開始した。

世界的に脱炭素社会に向けた動きが加速する中、大企業を中心に環境・社会・ガバナンスに配慮したESG経営の取り組みが進んでいる。大企業では取引先を含めたサプライチェーン全体にCO2削減や人権・労働関連のコンプライアンスなどを求めるようになっており、大企業と取引のある中堅・中小企業にもこうしたESGへの取り組みが求められるようになっている。

 しかしながら中堅・中小企業は多岐にわたるESGの取り組みを、大企業のように部署別・担当別に実施することが難しいこともあり、より効率的かつ実践的に取り組みたいというニーズがある。 商工中金と船井総合研究所は、主要な顧客基盤である中堅・中小企業のこのようなニーズに応えるため、より気軽にESGの取り組みを一歩進めるための枠組みとして、ESG診断を開発した。

長く中小企業金融及び経営支援総合金融サービスを行ってきた商工中金と、中小・中堅企業向けの実行支援に強みを持つ船井総合研究所が連携することで、日本国内において企業数で約99%を占める中堅・中小企業が、環境や労働安全等の取組を一歩進め、ESG経営の推進を支援することにより、国内外の社会課題の解決に貢献する企業や人財が増えることを目指す。


 ※ ESG 環境(Environment)、社会(Social)及びガバナンス(Governance)の略


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