【知 識】三菱商事とローソン ローソン店舗への再生可能エネルギー供給の協業検討

三菱商事とローソンはローソン店舗への再生可能エネルギー供給に関する協業検討について合意した。 協業により、ローソンは約3,600店舗(関東甲信地区、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、の一部の店舗)に再エネを導入する。

三菱商事は新設する太陽光発電設備の建設をウエストホールディングスに委託し、同設備からの再エネをローソン店舗向けに供給する。太陽光発電設備の規模は約45MWの見込み(発電量としては、一般家庭の約9,000世帯分の電力使用量に相当)で、2022年4月からの供給開始を目標としている。今後はその他エリアへも拡大することで、合計約8,200店舗への導入も検討する。ローソンに供給される再エネはオフサイトPPA(※)としては国内最大級となる新設の太陽光発電設備によるものであり、世の中の再エネ増加に貢献するアディショナリティ(追加性)のある取組みとなる。 

ローソンはESG基軸経営の観点から、脱炭素社会を2050年に実現し、青く豊かな地球環境を未来につなげるために、環境ビジョン「Lawson Blue Challenge 2050!」を策定しており、1店舗当たりのCO2排出量を2013年対比で2030年に50%削減、2050年には100%削減することを目指している。ローソン店舗へ再エネを導入することで、ローソングループのCO2排出量削減を推進する。


 ※ オフサイトPPA 遠隔地に再生可能エネルギー発電所を建設し、送配電ネットワークを経由して同発電所からの再エネ電力を長期間供給する売電契約。PPAはPower Purchase Agreement(電力購入契約)の略


・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です