【物 流】ゼンリン 離島・へき地を支える医療現場の課題解決へ向け実証事業を実施
ゼンリンは、オーイーシーやKDDI、大分県とともに、遠隔診療システムとドローン配送を組み合わせた実証事業を大分県佐伯市にて実施した。
高齢化の進む離島やへき地では、医療への需要が高い一方でリソースは限られており、適切な医療機械の提供が重要な課題となっている。そこで4者は2021(令和3)年10月及び12月の2度にわたり、地元医療機関などが連携し、「オンラインによる診療・服薬指導」と「ドローンによる医薬品配送」などを組み合わせたサービス実証事業を行った。
12月は「地域の医療ニーズを踏まえて改良した「遠隔診療システム」の運用検証」「実装を見据えたオペレーションを前提としたドローンによる医薬品配送・模擬検体輸送」「実際の医療サービスとしての本島と離島の診療所間におけるオンライン診療・ドローン配送実証」が実施された。
今後は実証結果の検証・分析を行い、離島やへき地における医療従事者の負担軽減や、地域住民の医療機械の増加につながる事業モデルの策定を進めることで、ドローンをはじめとする先端技術の活用を通じた地域課題解決を目指す。
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