【物 流】JAL 住友商事・Bellとともにアメリカで大型ドローン実証実験を実施

日本航空(JAL)は、住友商事と米国企業のBell Textron(Bell)と共同で、災害時を想定した大型ドローンの飛行実証実験をアメリカ・テキサス州で行った。 日本は地形・地質・気象などの特性により、災害に対して脆弱かつ厳しい自然条件にある災害大国であり、JALは防災・減災対策の一つとして空を活用した新しい災害対応モデルの構築を目指している。

今回は短時間で組み立てが可能なドローンを用いている。 実証実験では日本国内での実証実験に向けた運用性の確認(組み立て・分解・運搬)やシミュレーターを用いた操作性の確認、医療・支援物資輸送を想定した飛行性能の調査を実施した。 

 JALは実証実験を通して得たドローン運用のノウハウや調査データを有効活用して、山間部や離島への物資輸送や災害時の緊急対応といった、さまざまな用途でドローン活用を実現するために、地方自治体と連携のうえ、日本での飛行実証実験を目指していくこととしている。 


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