【物 流】ナビタイムジャパン 気象災害時の安全な運行管理をサポートする機能を提供

ナビタイムジャパンは2021(令和3)年12月4日より、法人向け運行管理サービス『ビジネスナビタイム動態管理ソリューション』において、運行管理者とドライバーそれぞれに気象状況や輸送の安全を確保するための措置を講じる目安を表示し、気象災害時の運行管理をサポートする機能を提供開始する。 

 2020(令和2)年2月に国土交通省が「台風等による異常気象時下における輸送の目安」を定めて通達を出すなど、急な豪雨や大型台風が増えている中、ドライバーの安全や安定した輸送を確保するための対応が必要とされている。 今回、管理者向けの機能としては、各ドライバーの現在地と目的地の気象警報・注意報に加え、雨量と風速の予報と、国土交通省通達の輸送の目安を表示する。気象警報が出ているエリアにいるドライバーや目的地としているドライバーを確認でき、国土交通省通達の輸送の目安に沿った判断ができるようになる。 

 また、ドライバー向けの機能としては、現在地周辺で気象警報・注意報が出ている場合に、雨量と風速の予報、国土交通省通達の輸送の目安を、倉庫中(ルート案内中)は音声発話にて、走行時以外の場合はプッシュ通知にて知らせる。実際に警報の出ている地域で輸送をしているドライバー自身が、周囲の状況を把握し、輸送の目安と照らし合わせて自分自身で走行可能かの判断をしたり、管理者に指示を仰ぐなど、自発的に安全を確保するための行動をとることができるようになる。 


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