【環 境】日用品・化粧品カテゴリー4社 店頭販促物のプラスチック使用量削減を宣言

ユニ・チャーム、資生堂ジャパン、ファイントゥデイ資生堂とライオンは小売店の店頭や売場で設置する販促物で使用するパーツをプラスチック製から紙製へ順次変更し、プラスチック使用量の削減に取り組む。各社で進めるプラスチック削減を商品だけでなく販促物においても実行することで、日用品/化粧品カテゴリーをリードする各社の規模感を活かし、環境に配慮した社会及び業界全体の発展に貢献することを目指す。  

4社は2016年から小売店での店頭メンテナンスを行う合弁会社としてジャパンリテールイノベーションを設立し、商品の陳列や店頭メンテナンス機能の強化などで協業を開始している。2019年には4社が販促物を共同で配送することで輸送効率を改善し、「物流環境負荷の低減」「小売店の業務負荷低減」に取り組んできた。

そして、今回新たに、4社で知見を共有し、販促物のプラスチック使用量削減に取り組むことになった。 2021年11月から店頭で多く使用されている吊り下げディスプレイに付随するフックを、プラスチック製から紙製へ順次切り替え、その後、商品を陳列するプラスチック製のクリアラックや、香り見本、PP(ポリプロピレン)製セットケース、吊り下げ骨什器等を紙製へ変更する。


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