【環 境】大日本印刷 泉崎工場でグループ最大規模となる再生可能エネルギーを導入
大日本印刷(DNP)は泉崎工場(福島県西白河郡)の東京ドーム約2.5個分に相当する工場敷地を活用し、10メガワット(MW)級の太陽光発電を2027年6月に開始する。これにより同工場でDNPグループ最大規模の再生可能エネルギー由来の電力利用を実現し、温室効果ガス(Greenhouse gas:GHG)排出量の削減につなげる。なお、同設備はオンサイトPPAの仕組みを活用して設置・運営される。
DNPは「DNPグループ環境ビジョン2050」において、持続可能な社会の実現に向け、「脱炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」の実現を目指している。「脱炭素社会」に向けては、自社拠点での事業活動にともなうGHG排出量であるScope1+2の実質ゼロを掲げ、省エネルギーの推進や再生可能エネルギーの導入などに取り組んでいる。
泉崎工場は2024年8月から屋根置き型の太陽光発電設備(設備容量1,741kW)を導入し、再生可能エネルギー由来の電力を同工場に供給している。今回新たに工場敷地内に太陽光パネルを設置し、供給能力を大幅に拡大する。太陽光パネルの設備容量は10,813kWで、泉崎工場における年間のGHG排出削減量は約6,332トンを見込んでいる。
設置する設備は両面で光を受けて発電する両面採光型太陽電池モジュールを採用し、DNPの「DNP太陽光発電所用反射シート」を活用した。これは地面に敷設して太陽光の反射率(アルベド)を高めることで、モジュール裏面に入射する光を増やし、発電量を増加させる。今回同シートを8万m2設置することで、約6%の発電量増加を見込んでいる。また反射シートは発電効率の向上に加え、遮光性を高めた仕様による防草性能を有し、除草やメンテナンスの負荷軽減にも貢献する。
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