【流 通】再生医療に係る細胞などの新幹線輸送開始 「東海道マッハ便」活用

Gaudi Clinicalと東海旅客鉄道及びジェイアール東海物流(以下 JR東海グループ)は連携し、法人向け即日荷物輸送サービス「東海道マッハ便」を活用した再生医療に係る細胞や細胞加工物の輸送を開始した。これにより、従来は首都圏に限られていたGaudi Clinicalの先進的な再生医療の供給エリアを名古屋地区・大阪地区へ拡大する。

再生医療は、患者自身の細胞組織や血液を原料とする新しい医療であり、従来の治療法では困難だった組織修復や機能回復を目指す治療法として大きな期待を寄せられている。現在は関節症やケガなどの整形外科、歯周病などの歯科、さらに毛髪再生といった多様な領域で社会実装が進んでいる。

一方で再生医療提供においては、品質維持のために細胞等の採取から細胞加工施設到着・製造開始まで厳格な時間的制約があるため、細胞等を採取する提携医療機関と細胞加工施設は同一地区にある必要があった。この制約により、再生医療の全国サプライチェーン構築を目指し、高度な実装基盤の運営を担うGaudi Clinicalの提携医療機関も、同社の細胞加工施設がある首都圏に限られていた。

この課題に対し、Gaudi ClinicalとJR東海グループは連携して、東海道新幹線荷物輸送サービス「東海道マッハ便」を活用して、患者から採取した細胞や培養後の細胞加工物を輸送する試験を実施してきた。この輸送試験により、輸送時の細胞等の品質が確保され、迅速かつ安定的な輸送が可能であるという結果が得られたことから、Gaudi Clinicalの再生医療の供給エリアを名古屋地区・大阪地区へ拡大する。


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