【流 通】アイリスオーヤマ 「感震ブレーカー(ブレーカー遮断タイプ)」発売

アイリスオーヤマは、アース付きコンセント(※1)に差し込むだけで使用できる「感震ブレーカー(ブレーカー遮断タイプ)」を発売する。

政府は1995年の阪神・淡路大震災や2011年の東日本大震災において、電気に起因する火災が多数発生したことを踏まえ、通電火災対策の重要性を指摘している。国の防災対策の基本方針を定めた「防災基本計画」や2026年6月改定の「首都直下地震緊急対策推進基本計画」でも、感震ブレーカーの設置・普及を重要な対策と位置付けている。首都直下地震や南海トラフ巨大地震の発生が懸念される中、被害の軽減に向け感震ブレーカーの一層の普及が急がれている。

今回発売する「感震ブレーカー(ブレーカー遮断タイプ)」は、アイリスオーヤマも参画している世界初の「産学官金民連携による防災共創コンソーシアム=Xross Innovation BOSAI(クロス・イノベーション・ボウサイ)」との連携から着想を得て開発した。同製品は工事不要でアース付きコンセント(※1)に差し込むだけで使用できる。自動傾き補正機能により、電源を入れた後に自動で重力方向を測定するため、角度調整をする必要はない。

揺れを高精度で判定し、震度5強相当以上の揺れを感知すると、分電盤の主幹ブレーカー(※2)を遮断する。そのため揺れが収まり電気が復旧した際に、損傷した電源配線や電気製品などが火元となり発生する通電火災のリスクを低減する。

遮断動作は4通りの設定(「震度5強/5秒で遮断」「震度5強/3分で遮断」「震度6弱/5秒で遮断」「震度6弱/3分で遮断」)から選択できる。木造住宅密集市街地や災害時の避難に時間を要する高齢者世帯など、設置環境に合わせて設定できる。遮断動作は、設定した震度の揺れが0.3秒以上継続し、かつ震度4相当以上の揺れが3秒以上継続する場合に作動する。そのため大型トラックの通過や工事など地震以外の振動による誤動作を低減する。

※1 アース付きコンセント

アース接続をしないと動作しない。アースピンまたはアース線による接地接続が可能

※2 主幹ブレーカーは、主幹漏電ブレーカーの場合に限る

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