【物 流】プロロジス 東京駅5km圏の物流施設を取得、27年4月提供開始

プロロジスはヤマト運輸の物流施設を取得し、賃貸用の都市型物流施設「プロロジスアーバン東京東雲1」として提供する。

「プロロジスアーバン東京東雲1」は、ヤマト運輸が自社物流拠点として運営していた物流施設で、プロロジスが2025年3月に同社から取得した。取得後はヤマト運輸へリースバックしていたが、期間満了に伴い、2027年4月からリノベーション工事を開始する。2028年春から複数企業が利用可能なマルチテナント型物流施設として運営する計画で、入居企業を募集する。

同施設は東京都江東区に立地し、東京駅の5km圏内に位置している。東京駅まで車で約20分、首都高速道路「東雲」JCTまで約4分で到達でき、都内各地へ迅速にアクセスできる。主要消費地へのアクセス性に優れているため、都心部商業エリアへの即日配送や、豊洲・有明エリアなどの東京湾岸地域、および都内各地へのラストワンマイル配送に適す。緊急性の高い医療機器の配送拠点や、ECフルフィルメント拠点としての活用も期待される。

またりんかい線「東雲」駅から徒歩6分、東京メトロ有楽町線「辰巳」駅から徒歩14分と複数路線が利用できる。周辺にはオフィス、商業施設、住宅が集積しており、豊洲・有明エリアを含む湾岸地域では人口増加が続いていることから、雇用確保にも優位性がある。

同施設は、敷地面積約3,500m2に立地する地上5階建て、延床面積約9,300m2の既存施設を、マルチテナント型の物流施設として改修する。低床仕様であり、床荷重は1階が1m2当たり1.5t、2階以上も1.0tを確保している。大型の先進的物流施設に匹敵する高い積載性能を備え、多様な物流ニーズに対応する。

また4tトラックが利用可能なカーリフト兼荷物用エレベーターを2基備えており、車両による各階アクセスと効率的な荷捌きを実現する。計画ではリノベーション工事にあわせて、屋上および1階外構の駐車スペースの一部を再整備し、数十台規模の駐車場を設ける。都心部では希少な、敷地内および施設内への車両の乗り入れが可能な物流拠点として、効率的なオペレーション環境を提供する。さらに、倉庫部分を含む全館空調や各フロアのオフィススペースなど、快適な就業環境を整備する。

同施設は、物流効率化と人材確保の両立が求められる都市型物流のニーズに応えるとともに、都心部各地にアクセスしやすい戦略的な物流拠点として、顧客のサプライチェーン高度化に寄与する。

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