【物 流】澁澤倉庫 ドライバー不足解消に向け、フィリピンからの人材供給事業をスタート
澁澤倉庫は、深刻化するトラックドライバー不足の解消に向け、在留資格「特定技能(自動車運送業分野)」を活用した、フィリピン人ドライバーの人材供給事業をスタートさせた。
この取組みは、「澁澤倉庫グループ中期経営計画2026」に掲げる、物流を超えた「業域の拡大」を具現化するプロジェクトの一つと位置付けられる。
澁澤倉庫のフィリピンでの物流事業の現地パートナーであり、本邦大手海運企業へ長年にわたり優秀な船員を供給するなどの豊富な人材ビジネスの実績を持つフィリピンTDGグループと緊密に連携し、フィリピン現地での人材募集・教育育成から日本国内での定着に至る全プロセスを、一気通貫でサポートする体制を構築した。
このスキームの強みは、人材採用から定着までをワンストップで完結させる体制にある。フィリピンは海外就労者の育成・送り出し体制が整備されており、日本の特定技能制度との制度的な親和性が高く、フィリピン現地での人材募集や選考・教育は、TDGグループの傘下企業が担う。TDGグループグループの豊富な実績とノウハウを活用することで、人材を安定的かつ確実に確保し、即戦力となる優秀な人材に育成する体制が整った。
日本国内の支援は、2026年2月に登録支援機関となった、澁澤倉庫グループの澁澤コネクトが担い、出入国手続きや行政手続き、コンプライアンス研修、日本での生活立ち上げ支援からメンタルケアまでをトータルにカバーする。プロセスを分断させない支援体制により、外国人ドライバーが日本の物流現場で安心して長期的に活躍できる環境を提供する。
まず澁澤倉庫グループ内での受け入れを順次進め、安全教育や定着のノウハウを蓄積し、グループ外の物流企業へも提供する「トータル人材ソリューション」としての事業拡大を目指す。2027年度に新設予定の特定技能「物流倉庫分野」への対応も見据え、倉庫作業員への展開も推進していく予定にしている。
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