【物 流】UCC上島珈琲 Shippioのサービス活用で輸入業務を可視化

UCC上島珈琲はコーヒー豆輸入業務のサプライチェーン強靭化に向け、Shippioのデジタルフォワーディングサービス「Shippio Forwarding」と貿易管理クラウド「Shippio Cargo」を導入した。相場高騰や物流混乱が続くなか、輸入業務の可視化と効率化を進め、安定供給体制を強化する。

コーヒー生豆の国際相場は2025年に過去最高値水準まで高騰し、UCC上島珈琲にとってはキャッシュフローへの影響が経営課題となった。在庫量を圧縮したい一方で、原料不足により後工程の製造ラインが停止してしまう懸念もあり、需要予測が極めて困難となった。さらに欧州航路は中東情勢の影響でスエズ運河を回避せざるを得ず、リードタイムが長期化し、需要予測も難化していた。

一方の貿易実務現場では、情報の散在、メール・電話・FAX・チャット等様々なチャネルでの1日約300通もの問い合わせへの対応に追われていた。また目視による書類照合作業には熟練のコツが求められ、担当者の大きな負担となっていた。

こうした調達環境と業務課題を乗り越え安定供給を維持するため、UCC上島珈琲は現場と取引先がストレスなく使える直感的なUIを評価し、「Shippio Forwarding」「Shippio Cargo」を導入するに至った。

導入後は、本船動静の自動トラッキングや貿易書類管理をクラウド上で一元化した。販売先や倉庫会社がリアルタイムで輸送状況を確認できるようになり、問い合わせ件数が減少した。また「AIインボイス照合」により、従来は熟練担当者に依存していた書類確認業務も自動化した。さらに、フォワーダー切り替えにより一部物流コストを30%削減した。


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