【知 識】島津製作所と米国・カンザス大学 材料評価・試験の共同ラボを開所
島津製作所は米国・カンザス大学と、同大学構内に材料評価・試験のための共同ラボ「MATERIALS CHARACTERIZATION AND TESTING LAB(SPONSERD BY SHIMADZU)」を開所した。ラボはカンザス大学の学際的な研究や人材育成を支える拠点として、無機材料や高分子材料、バイオマテリアルなどを対象に、ナノレベルの微細構造から材料全体の特性までを評価できる研究環境を提供する。
カンザス大学は材料科学や工学、ライフサイエンス分野をはじめ、幅広い研究を展開している。設立された共同ラボには、ナノレベルの観察に対応する走査型プローブ顕微鏡「SPM-9700HT」、材料の強度や変形特性を高精度に評価する万能試験機「AGX-V2シリーズ」のほか、示差走査熱量計「DSC-60A」や赤外ラマン顕微鏡「AIRsight」、卓上X線CTシステム「XSeeker 8000」など、島津製作所の様々な装置が設置されている。装置の多くは、同社のグループ会社Shimadzu Scientific Instruments(SSI)が北米の学術機関と長期的な連携を進める「SPARQ(Shimadzu Partnership for Academics, Research and Quality of Life)」プログラムを通じて導入された。表面・微細構造観察や熱特性評価、機械特性試験を含む幅広い材料評価や試験に対応する。
共同ラボはカンザス大学の教育・研究活動を支援するとともに、学内外の研究者による共同研究や産学連携を促進する。島津製作所は長年培ってきた材料評価技術と試験の知見を生かし、大学や研究機関とともに、先端材料研究の発展と社会課題の解決に貢献する。
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