【流 通】医療用医薬品輸送に31ft温度管理機能付き鉄道コンテナ導入
武田薬品工業、三菱倉庫とJR貨物は、武田薬品工業の医療用医薬品輸送における温室効果ガス排出量の更なる削減を目指し、大型の31フィート温度管理機能付きコンテナを医療用医薬品輸送に初めて導入した。加えて輸送の一部をトラックから鉄道輸送へ切り替えるモーダルシフトでの輸送範囲を拡大した。
近年、物流業界では、 環境負荷低減の必要性、2024年問題への対応やサプライチェーン強化への対応が求められている。こうした背景を踏まえ、三社は鉄道による医薬品輸送に取り組みを2023年から開始している。
医薬品の鉄道輸送にあたっては、日本国内の鉄道輸送で主に使用されるサイズである12フィート温度管理機能付きコンテナを活用していたが、一層の輸送量拡大には、より大型の、31フィート温度管理機能付きコンテナの導入が効率的であると判断した。
しかしながら、31フィート温度管理機能付きコンテナは市場への流通本数が非常に少なく、安定供給の観点から専属使用での運用が必要であった為、医薬品輸送に導入されていなかった。
一方で31フィート温度管理機能付きコンテナは、内容積が10トントラックとほぼ同じことから輸送単位・荷役作業を変更することなくモーダルシフトを実現可能であり、農産品、工業製品、積合せ貨物等ですでに導入実績がある。
このため、武田薬品工業、三菱倉庫とJR貨物は、31フィート温度管理機能付きコンテナが活用可能な輸送ルートと同コンテナ内の温度状況の検証を重ね、今回、医薬品の適正流通(GDP : Good Distribution Practice)ガイドラインに準拠した輸送が実施可能と判断し、輸送能力の増強の実現に至った。 三社は今後も鉄道輸送のエリア拡大を進め、更なる環境負荷低減を進める。
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