【物 流】福岡ソノリク 福島県富岡町に青果物流の中継拠点を開設
福岡ソノリクは、福島県双葉郡富岡町に青果物向け物流拠点「福島物流センター」を開設した。同センターを活用した中継輸送を、日常運用に組み込む。長距離偏重の運行を分散することで、ドライバーの負担を抑えた持続可能な輸送体制と広域の安定供給を目指す。自社開発の特許冷蔵庫やCA冷蔵を活用し、需給や天候の変化にも揺らぎにくい供給と食品ロスの低減に取り組む。福島県をハブに、東北から北海道・関東・西日本へとつながる青果物流の結節点として、地域の流通をしなやかに結び直す役割を担う。
物流業界では、ドライバーの労務規制強化を背景に、長距離前提のモデルから、地域ごとに役割を分担する構造への転換が求められている。 青果物流では鮮度を守りながら運ぶために、輸送と保管を両立させる運用が重要である。
福岡ソノリクは西日本を基盤に、北海道(石狩市のグループ会社HINAKA)や関東支社を含むネットワークを展開してきた。今回、福島県に中継機能を置くことで、北海道—東北—関東を面で結ぶ結節点が生まれ、長距離偏重の運行を分散しやすくなる。
福島県は東北各県と首都圏・西日本をつなぐ要所で、産地に近い場所に中継・保管の機能を実装することで、無理のない運行設計と広域の安定供給に近づき、日常のオペレーションを通じて地域の流通をしなやかに結び直す役割を果たす。
福島物流センターは、青果物を対象に、常温・冷蔵・冷凍の各温度帯での保管・作業・輸送に対応する。産地で収穫された農産物を一時保管・集約し、加工拠点・市場・消費地へ計画的に接続することで、「運ぶ」と「保つ」を両立する運用を実装する。同センターには、独自に開発し特許を取得した特許冷蔵庫を導入した。青果の品質劣化を促すエチレンガスを強制換気する仕組みにより、鮮度維持と長期保管を可能にし、CA(Controlled Atmosphere)冷蔵を併設し、庫内の空気成分を制御して青果の呼吸を抑制。需給や天候の変化にも揺らぎにくい供給と、食品ロス低減に取り組む。
福島県をハブに、生産・加工・輸送の流れを面でつなぎ直すことで、地域の出荷機会を広げる基盤を整え、日常のオペレーションを積み重ねることで、広域の安定供給を支えることを目指す。無理のない運行設計と、需給や天候の変化にも揺らぎにくい供給に近づけ、福島県を起点に全国への安定供給を日常のオペレーションで支える。
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