【物 流】兼松 法人向けアプリ安全運転支援アプリ「KG monap」の提供開始

兼松は、運送会社やタクシー会社などの業務で車両を使用する法人を主な対象に、運転中のスマートフォン操作を自動的に制限する安全運転支援アプリ「KG monap(ケージー・モナップ)」の提供を開始した。

警視庁の統計によると、運転中のスマートフォン注視など、携帯電話の使用等に起因する交通事故は年々増加傾向にあり、2024年中の死亡・重傷事故は136件と、2020年の66件から2倍以上に増えている。また運転中に携帯電話等を使用していた場合の死亡事故率は、使用なしと比較して約4倍く、高い危険性が叫ばれている。このような状況から、多くの企業はドライバーへの指導や注意喚起などを強化する一方、「ながら運転」は個人の注意力や意識に依存する側面が大きく、より継続的かつ実効性のある対策が求められる。

KG monapは「ながら運転」による事故やヒヤリ・ハットの未然防止を推進し、企業の安全管理体制の強化を支援する。Android10以降の端末に対応し、運転を開始するとGPSや加速度情報をもとに走行状態を検知する。SNSや動画、ブラウザなど不要なアプリの操作を自動でロックする。また、地図・ナビアプリは運転前に起動すれば走行中も利用可能とし、運転業務に支障が出ないよう配慮されている。

管理者はクラウド上のダッシュボードから、各車両のロック状況やタップ回数、急制動回数などを一元的にモニタリングでき、安全ポリシーに応じた設定変更もリモートで行える。加えて、ドライバーの運転傾向をスコア化・フィードバックする機能により、安全意識の継続的な向上も促す。

今後はデジタルタコグラフを販売しているグループ会社のネットワークや、既存のトラックの呼び出し・バース予約システム「KG TruckCall」を導入する企業を中心に、既存の安全管理の取組みを補完する形で導入を推奨する。

さらに2026年4月より、自転車の交通違反に対する罰則が強化されたことも踏まえ、自転車利用時の活用や、製造業・物流業をはじめとした工場・倉庫内における歩行中のスマートフォン操作(歩きスマホ)の抑止に向けた展開も視野に入れる。


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