【物 流】ラサール不動産投資顧問と東急不動産 横浜ベイエリアに大型物流施設を着工

ラサール不動産投資顧問と東急不動産は、特定目的会社を通じて共同で開発するマルチテナント型物流施設「(仮称)本牧物流センター(西)」を、2026年1月5日に着工する。完成は28年2月を予定する。

同施設は横浜市中区に立地し、人口集積地である横浜市中心部へのアクセスが容易である。さらに首都高速湾岸線「本牧ふ頭IC」から約2.7kmの位置にあることから、東京中心部や羽田空港へのアクセスにも優れている。工業専用地域にある立地のため24時間稼働が実現できるほか、国際貿易港である本牧ふ頭・南本牧ふ頭に隣接していることから、コンテナターミナルとの一体的運用にも適している。

1階から5階まで各階に接車可能なランプウェイを2基設置し、最小分割面積約770坪からワンフロア面積の約13,000坪まで様々なニーズに対応する。1階には可変温度仕様(マイナス25℃からプラス5℃帯まで)の冷凍冷蔵設備を実装する。2階から5階には夏の熱中症対策のため、作業用の空調設備を竣工時から導入予定で、入居に伴う初期コストを抑えることができる。1階から4階はプラットフォームの高さ1.0mの高床倉庫、5階はトラックバースと倉庫をフラットに利用できる低床倉庫とする。また、敷地内に危険物倉庫の設置を予定している。

防災面では揺れに強い制振構造を採用し、地震による揺れを大幅に低減する。洪水・高潮リスクに備え、基礎の高い位置に電気・水道のインフラ設備の置き場を設けて浸水対策を施す。さらに72時間稼働可能な非常用発電機を設置することで、災害時でも事業継続を可能にする、高い防災性能を備えている。環境面では、自然冷媒の冷凍冷蔵設備や省エネルギー型LED照明を採用するほか、環境に配慮した計画としており、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)の評価では「Sランク」及び、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)では、「ZEB Ready」の取得を見込む。

各企業による物流効率化の過程で、交通利便性に優れたエリアに立地する近代的な物流施設へのニーズが高まっている。増加する物流需要を不動産の面から支えることは、マーケットの発展に寄与すると考えている。ラサール不動産投資顧問と東急不動産は今後も、各企業の戦略的物流拠点となる適地を見定め、テナント企業活動のニーズに柔軟に応える物流施設開発を積極的に進める。


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