【知 識】三浦半島エリアの観光活性化に向けた産学金連携プロジェクト始動
関東学院大学と京浜急行電鉄(以下 京急電鉄)は横浜銀行と連携し、四季の自然舎が運営するホテル「マホロバ・マインズ三浦」に新たなコンセプトルーム「京急電鉄トレインルーム」を創出する共同プロジェクトを開始した。
このプロジェクトは、四季の自然舎より新たなコンセプトルームについて相談を受けた横浜銀行が、地域企業や教育機関とのネットワークを活用してプロジェクト全体のコーディネートをおこない、京急電鉄および関東学院大学が参画することとなり始動する。人と地域をつなぐデザインを学ぶ関東学院大学人間共生学部・神野ゼミナールの学生たちが、新しい宿泊体験を生み出すコンセプトルームを考案した。
新設する「京急電鉄トレインルーム」は京急電鉄より引退車両の部品提供を受け、京急線が三浦半島を縦断して海へ向かうイメージと、ホテル「マホロバ・マインズ三浦」からの雄大な海の景色といった地域の魅力とを融合させた、体験型のコンセプトルームとする。この部屋を通じて、ファミリー層や鉄道ファンはもちろん、自然やリゾートを楽しみたいという幅広い層に特別な宿泊体験を提供し、地域の新たな来訪者層の獲得や観光産業のさらなる活性化をめざす。
これまでの活動で、学生自ら「マホロバ・マインズ三浦」を訪ねて現場の視察や鉄道について研究される専門家へのヒアリングを実施し、多様な顧客層が楽しめるコンセプトルームを検討してきました。2025年12月18日には学生たちの企画を、連携する企業へ向けて最終報告する。
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