【環 境】シャープ エアコンDR制御の実証実験で約33%の消費電力削減効果を確認

シャープはNTTドコモと共同で、「ドコモでんき」において2024年7月から2025年9月にかけて実施した家庭用エアコンのDR(デマンドレスポンス ※1)制御の実証実験で、約33%の消費電力削減効果が得られたことを確認した。

この結果を受け、NTTドコモが提供する「ドコモでんきエコ得プログラム」の自動エコモード対象機種に、2026年3月から同社製エアコンが追加される(※2)。対象機種の追加に先立ち、2025年11月28日から、ドコモが「シャープエアコン自動エコモード事前エントリーキャンペーン」を実施する。

シャープは実証で得られた知見をもとに、エアコン以外の機器や蓄電池も制御対象に加えることを目指す。快適性を保ちながらDR制御を実現するエネルギーマネジメントシステムの構築を通して、カーボンニュートラル社会の発展に貢献していく。

※1 DR(デマンドレスポンス)

電気の需要(消費)と供給(発電)のバランスをとるために、供給状況に応じて需要側の消費パターンを変化させること。

※2 2020年以降に発売された機種で、無線LAN機能に対応するシャープ製エアコンが対象


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