【環 境】ダイハツメタルとダイハツ工業 バイオマス燃料を共同開発・使用開始

ダイハツメタルはダイハツ工業と共同して、バイオマス燃料「バイオブリケット」の製造技術を開発・確立し、ダイハツメタル出雲工場の鋳造設備であるキュポラ溶解炉での使用を開始した。バイオブリケットはカーボンニュートラルな固形燃料で、木材や植物繊維などのバイオマス資源を圧縮して作られる。

両社は工場の生産カーボンニュートラル実現に向けた取り組みの一つとして、鋳造工程からのCO2排出量削減に取り組んでいる。地元の自治体や企業と連携することにより、地域からの資源を安定的に調達できる体制を整え、資源調達からバイオマス燃料の製造と活用まで一貫で行うエネルギー循環モデルを構築している。

今後はバイオブリケットの置き換え率を段階的に引き上げつつ、将来的には多様なバイオマス燃料の活用に取り組み、2035年に置換率100%(コークス不使用)を目指す。カーボンニュートラル達成を目指した地域連携の取組みを推進して持続可能な地域社会づくりに貢献する。


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