【環 境】大阪ガス 大分市の太陽光発電所に国内最大規模の再エネ併設型蓄電池を設置

大阪ガスと世界的な再生可能エネルギー(以下 再エネ)発電事業者であるSonnedix Power Holdings(以下 Sonnedix)が共同出資する発電所運営会社は、保有・運営する大分県大分市における太陽光発電所において、再エネ併設型としては国内最大規模となる蓄電池を設置する。

近年、再エネの導入拡大に伴い、特に日中に稼働する太陽光発電を中心とした再エネ電源に対する出力制御が増加している。再エネ併設型蓄電池は、従来出力制御によって供給されなかった日中の太陽光発電電力等を充電し、夕方・夜間等の時間帯に放電することで、再エネ電力を最大限に活用する。また、天候等が原因となって生じる太陽光発電出力の変動を、蓄電池によって抑制できるため、電力系統の安定化に寄与する。この事業では発電所(発電容量約39MW)の敷地内に、定格出力約30MW、定格容量約125MWhの蓄電池を設置する。再エネ併設型蓄電池事業において国内最大規模となる。設置工事は東芝エネルギーシステムズが実施し、竣工後の蓄電池遠隔制御を大阪ガスが実施する。

また同発電所は、FIT制度からFIP制度へ移行予定であり、発電所および蓄電池において発電・放電された電力の全量を大阪ガスが引き取る予定にしている。

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