【知 識】LIFULLとレオパレス21 「おとり物件」撲滅に向けて情報連携を開始
LIFULL(ライフル)はレオパレス21と、LIFULLが運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)」で、募集終了物件を「LIFULL HOME'S」から自動で非掲載にする取組みを開始した。これにより、現在LIFULL HOME'Sと情報連携している管理会社の対象は、合計約278万戸に拡大し、全国の不動産管理会社が扱う物件1,174万戸(※1)のうち約24%をカバーする規模になった。
不動産ポータルサイトに掲載される賃貸物件の中には、すでに契約済みで実際には募集していない「おとり物件」が含まれてしまうケースがある。このことにより、住まい探しユーザーは、無駄な内見や問い合わせを行うことになり、時間的・経済的な負担が発生してしまいる。
LIFULL HOME'Sは、利用者が安心して効率的に住まい探しを進められるよう、主に賃貸領域での物件鮮度向上の取組みに注力し、不動産管理会社の物件データを連携し、契約済み物件を自動で非掲載とする仕組みを推進してきた。この取り組みは即時性が高く、かつ多くの物件に対策をすることができ、おとり物件削減に対して大きな成果を上げている。
今後、レオパレス21が管理している募集終了となった物件情報を、LIFULL HOME'Sで検知し、契約済み物件が掲載され続けないよう自動で非掲載処理を行う。これにより利用者は、これまで以上に最新かつ正確な物件情報を基に住まい探しを進めることができるようになる。
レオパレス21の管理戸数は約54万戸であり、日本国内の29m2以下の借家数に対して約9.2%(※2)のシェアを持つことから、今回の取組み参画はおとり物件対策として大変意義があるといえる。
今回の連携拡大により、LIFULL HOME'Sが管理会社と直接つながる対象戸数は 累計約278万戸まで拡大する。これは、国土交通省「賃貸住宅市場の実態調査」における 全国の委託管理住宅約1,174万戸(※1)のうち、約4分の1に相当する。
※1 出典:第13回(2025年版)全国賃貸住宅実態調査報告書
※2 レオパレス21コーポレートサイト
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