【アジア】マルチ・スズキ 印・マネサール工場で鉄道の引込線の運用開始

マルチ・スズキ・インディア(以下マルチ・スズキ)は、マネサール工場で鉄道の引込線を敷設し、鉄道による四輪車の輸送を開始した。

マネサール工場の引込線は、インドのスズキの工場としてはグジャラート工場に次ぐ2線目で、引込線を利用することで国内向け車両をインド全土へ、輸出向け車両をムンドラ港、およびピパバブ港へ、工場から直接輸送する事が可能になる。年間の輸送能力は約45万台で、約6千万リットルの燃料使用と約17.5万トンのCO2の削減につながる。

マルチ・スズキは2013年にインド企業として初めて自動車の貨物輸送事業者として認可を受け、2014年度より鉄道輸送を開始した。2024年度には過去最高となる約50万台、累計では約250万台の四輪車を鉄道で輸送し、CO2削減や周辺道路の渋滞緩和に貢献してきた。


・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です