【物 流】関東運輸 請求書のペーパーレス化を推進
関東運輸は地球環境保護への意識向上と持続可能な社会の実現に向け、様々な取り組みを進めている。6月5日は「世界環境デー」で、日本でも、6月を「環境月間」として環境保全の重要性が呼びかけられている。同社は昨今の資材価格高騰や郵便料金の値上げを背景に、環境負荷の低減、業務効率の向上、そしてコスト削減を目指し、全社的なペーパーレス化を推進している。
具体的な施策としては、顧客への請求書送付の電子化を推進し、現在では全体の95%を電子化へと移行した。また社内業務においても、各拠点から財務経理部への売掛関連文書は100%、買掛関連文書は約50%の電子化を実現している。さらに仕入先からの請求書についても、電子化の要望に積極的に対応し、ビジネスパートナーとともにペーパーレス社会の実現に貢献している。
関東運輸は遊休資産を活用したデジタルサイネージを導入し、ドライブレコーダー映像の共有機能を通じて、安全啓発やヒヤリハット事例をリアルタイムで配信している。紙を一切使用せずに共有できるようにすることで、資源の節約と環境保護に寄与しており、今後はこの仕組みを全国の拠点へ順次展開していく予定にしている。
関東運輸は引き続きペーパーレス化を推進し、環境負荷の低減と経営効率の向上を両立させることで、持続可能な社会の実現に貢献していく。
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