【環 境】ライオンと雪印メグミルク のプラスチック再利用プロジェクトで連携
ライオンと雪印メグミルクは、プラスチックの資源循環を目指す新たな共同プロジェクトを立ち上げた。このプロジェクトでは、雪印メグミルクの宅配サービスで使用される「びん商品」のキャップを回収し、再生プラスチックとしてライオンの日用品容器に活用する。両社は連携を開始しており、2026年の商品化を目標にしている。食品業界と日用品業界の垣根を超えた協力体制で資源循環を実現し、持続可能な未来を目指す。
近年、企業には製品のライフサイクル全体にわたって責任を持つことが求められている。プラスチックの過剰使用や不適切な廃棄が地球環境に影響を与えるため、適正な“利用”、“回収”、“再生”、“再利用”の取り組みが重要である。日常生活から排出され、リサイクルされる包装用プラスチックのうち、約55%が食品包装に関連している。これまでの食品包装のリサイクルを、日用品など異なる業界の製品ライフサイクルにつなげることで、環境への貢献が期待される。
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