【知 識】JR貨物 鉄道輸送のBCP策定に向けた官民一体の検討会を岡山で開催
JR貨物は2025年2月から3月にかけ、中国運輸局と同社を共同事務局とし、岡山県岡山市で、「岡山地区(山陽線)における鉄道物流の災害による輸送障害に対するBCP策定に向けた官民一体の検討会」を計2回開催した。同社は「今後の鉄道物流のあり方に関する検討会 中間とりまとめ(*)(2022年7月公表)」を受け、この間、災害時をはじめとする輸送障害への対策強化への取組みの一つとして、災害時輸送障害に係る「BCP策定に向けた官民一体の検討会」を開催してきた。
今回の検討会では、輸送障害発生時のトラック・内航海運による代行輸送強化、輸送障害の発生抑制・影響の低減、関係者の連携促進等のためにJR貨物におけるBCP策定に向けた取組み内容を共有したほか、課題等について議論を行ない、別紙のとおり本検討会において概要をとりまとめました。
JR貨物は、今後も関係者と連携しながらBCP策定に向けた官民一体の検討会を各地で開催し、輸送障害への対策を強化しいく。
* 「今後の鉄道物流のあり方に関する検討会 中間とりまとめ」
2022年3月より、諸課題の解決を図り、貨物鉄道が重要な輸送モードとして、その特性を十分に活かした役割を発揮するための政策のあり方等を議論する有識者検討会を開催。5回の議論を重ね、2022年7月、「中間とりまとめ」が公表された。この検討会では、14の課題が掲げられ、その中の課題の一つとして「災害時をはじめとする輸送障害への対策強化」について提言された
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