【知 識】みずほ銀行 旭川空港を起点としたMaaS推進事業で産官学金連携

みずほ銀行は、自治体・地元企業・大企業・大学などとともに産官学金による「旭川空港を起点としたMaaS推進事業協議会」を立ち上げた。国土交通省の令和7年度日本版MaaS推進・支援事業(観光促進型)の採択を受けたことから、旭川空港を起点としたMaaS推進事業を行っていく。

日本の公共交通を取り巻く環境は、人口減少やコロナ禍での生活変容の影響により、厳しさを増す一方、インバウンド対応のためのデジタルトランスフォーメーション(DX)やカーボンニュートラル実現に向けたグリーントランスフォーメーション(GX)など、課題は多様化・複雑化している。特に、地域における公共交通の持続可能性は社会課題として顕在化しつつあり、地域経済の成長や発展を妨げる要因となることが見込まれ、遅滞なく対応していくことが要される。

このような課題を解消する打ち手として、北海道の広域性に着目し、旭川で日本初となる空港を起点としたMaaS推進事業を行っていく。交通手段をつなげることにとどまらず、観光資源となるエンドコンテンツまでを結ぶMaaS基盤を構築し、得られるデータを観光戦略や交通計画に活かすことで、域内における消費単価の向上と人流の増加を実現し、公共交通の持続可能性を高めるとともに、地域経済の成長へつなげていくことを目指す。


・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です