【アジア】ダイフク インドで新工場稼働
ダイフクのグループ会社Daifuku Intralogistics India は、インド・テランガナ州ハイデラバードに一般製造業・流通業向けシステムを手掛けるイントラロジスティクス事業の新工場を建設し、2025年4月から本格稼働を開始した。
近年、インド市場は製造業や流通業の成長が著しく、生産や物流の現場でモノを効率的に動かすマテリアルハンドリング(マテハン)システムへのニーズが急速に高まっている。ダイフクのイントラロジスティクス事業では、2016年にムンバイに営業拠点を設置し、2019年には現地企業を買収し、生産を開始した。
今回、新工場を建設することで、食品、化学、機械、ゴム製品などの製造業向け、小売、運輸・倉庫などの流通業向けに、自動倉庫や高速搬送台車、コンベヤなどの製造を行い、生産品目の拡充を進める。また調達部品の内製化を進めるとともに、効率的な生産体制を確立し、コスト競争力を強化する。
あわせて顧客へのリードタイムの短縮や、地域に密着した製品開発・サービス体制を整えることにより、インド市場での事業拡大を図る。
なお、今回の新工場の稼働により同社の生産スペースは従来比で約4倍に拡大し、将来的な増設により、さらに倍増できる見込みとなっている。また環境に配慮し、屋上には太陽光発電システムを設置する。
・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です
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