【環 境】ヤクルト本社 東京都国立市でヤクルト容器の継続的な自主回収を開始

ヤクルト本社は東京都国立市において、「ポリスチレン製ヤクルト容器の継続的な自主回収」を、2025年4月1日より開始した。

この取組みはアールプラスジャパンとの活動の一環として、2024年3月から11月まで実施した「プラスチック資源の自主回収テスト」の結果が良好であったことを受け、開始に至っており、回収された容器は、PSジャパンのモノマー化ケミカルリサイクル技術を用いて再びポリスチレンにリサイクルするとともに、同社による循環的取組への活用を予定している。

このリサイクル技術により再生されたポリスチレンは、化学的な再生が行われることにより、リサイクルを繰り返すことによる劣化がなく、何回でも再生が可能で色材・臭気等も残らないため、衛生面でも従来の石油由来品と変わることなく食品容器・包装用途に使用できる。

今回の自主回収は、2025年3月1日にヤクルト本社と、国立市、国立市社会福祉協議会及び、くにたち子どもの夢・未来事業団とが締結した協定に基づき実施される。持続可能な循環型社会の実現に貢献するとともに、地域における環境保全の意欲増進や地域福祉などの向上を図ることを目的としている。


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