【アジア】大塚製薬 ベトナム初のポカリスエット工場を開設

大塚製薬のベトナム現地法人である大塚ニュートラシューティカルベトナムは、イオン飲料「ポカリスエット」の新工場の竣工式を行った。同工場ではポカリスエット350mlペットボトルおよび500mlペットボトルの製造を予定している。

ポカリスエットは発汗により失われた水分と電解質を補給する健康飲料(ポカリスエット)として1980年に日本で誕生し、海外で急成長している。ベトナムにおいても2012年の展開開始以降、経済成長および人々の健康志向の高まりを背景に、順調に事業拡大している。

海外での健康ニーズに応えるとともに、地産地消による供給体制の整備や、雇用機会の創出による地域への貢献を目指し、ベトナム初のポカリスエット工場としてフーミー(Phu My)工場を新設することにした。

フーミー工場はオープンファクトリーとして、見学者通路に水分・電解質補給の大切さとイオン飲料の特長を学ぶことができる展示を設けている。また、環境配慮の設計として、空調負荷を低減する工場外壁、リサイクルPET樹脂を使用したPETボトル製品の製造に加え、製造ラインは陽圧無菌充填方式を採用し、容器の軽量化も実現した。

最高気温が40℃を超える時期があるベトナムにおいて、製品とともに水分・電解質補給の重要性を伝える啓発活動を行うことで、社会課題の一つである"地球環境"に貢献する健康ソリューションを提供している。


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