【アジア】リガク 台湾科技大学と協働開始
リガクは台湾科技大学(NTUST」)と戦略的パートナーシップを締結し、協働を開始した。CTスキャン装置「CT Lab HV」を使った3D画像再構成技術について、フロンティア材料(※)とアドバンスドパッケージ分野への応用に関する研究を進める。
CT Lab HVは小型から大型(直径600mm、高さ1200mm)まで幅広いサイズを対象としている。貴重な対象物の内部構造を、非破壊かつ高解像度で観察することができる。内部構造の検査に加え、3D画像の再構成技術によって、流量(一定の時間内に流体が移動する量)や圧力シミュレーションも行うことができる。
台湾のハイテク産業を支えるNTUSTは、リガクが持つ非破壊分析技術の活用を通じ先端材料やパッケージングの研究を進める。これらの研究結果が次世代材料の開発に貢献し、ハイエンド製造業のイノベーション実現に寄与することが期待される。
※ フロンティア材料
新しい技術やイノベーションを実現する可能性がある先進的な材料
・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です
0コメント