【流 通】長谷工とエステー 「バーチャル森林浴」のリラックス効果を確認
長谷工コーポレーションは、自社で運営する賃貸マンションサステナブランシェ本行徳の共用部において、エステーと「バーチャル森林浴」の実証実験を行い、その結果、「バーチャル森林浴」によるリラックス効果と感情の変化を確認した。
バーチャル森林浴では、山や海など自然を感じられる場所に行くのではなく、映像、音、香りによって自然に包まれる疑似体験ができる。被検者の没入感を最大限に高めるため、プロジェクターや音響の選定、設置位置、最適な壁紙や香りまで詳細に検討した。
検証には両社の社員など合計16名が参加し、「バーチャル森林浴」を体験したことで得られるリラックス効果と感情の変化を評価した。評価はストレス時に分泌されるホルモンである「コルチゾール」の分泌量測定や、「怒り」「混乱」「抑うつ」「疲労」「緊張」といったネガティブな感情と、「活気・活力」「友好」といったポジティブな感情の尺度を数値化するアンケート調査により行った。その結果「バーチャル森林浴」を体験することで、ストレス指標の低下や、ネガティブな感情の緩和傾向、ポジティブな感情の増加傾向が見られた。
長谷工コーポレーションは今回の検証結果を、分譲マンションを中心とする各事業に活かし、「LIM(Living Information Modeling)」の概念に基づく暮らしの最適化に向け、新たな住まい価値の創造を目指す。
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