【アジア】東洋エンジ マレーシアでSAF製造プラント付帯設備建設プロジェクト受注

東洋エンジニアリング子会社のToyo Engineering & Construction(以下 Toyo-Malaysia)は、マレーシアの国営石油会社PETRONAS Refinery and Petrochemical Corporation(PRPC)の子会社であるPRPC Utilities and Facilitiesから、石油・石油化学コンプレックスPengerang Integrated Complex(PIC)内でのOutside Battery Limit(OSBL(*))設備の建設プロジェクトを受注した。

東南アジア最大・最先端の石油精製施設および石油化学ハブの1つであるPIC内では、SAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)を製造するバイオ精油所プラント建設がPRPCによって進行している。Toyo-Malaysiaは、バイオ製油所プラントのOSBLに分類される付帯設備の設計、調達、建設工事を一括で受注し、プロジェクトを遂行する。

Toyo-Malaysiaは2024年にも、使用済み触媒リサイクル設備の建設プロジェクトを受注しており、東洋エンジニアリングはこれまでのプラント建設の豊富な経験が評価されて今回の受注につながったとしている。


*OSBL(Outside Battery Limit:バッテリーリミット外)

ユーティリティ(水蒸気や電気など)設備、原料供給・SAFの出荷パイプライン、補助設備、倉庫などの付帯設備が含まれるエリア

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