【物 流】NTTデータ ヤマト運輸全ドライバーが携帯する端末で決済受付を実現

NTTデータは、ヤマト運輸に専用端末が不要なコンタクトレス決済サービス「CAFIS Tap to Pay(キャフィス タップ トゥ ペイ)」を導入し、2025年5月下旬より全国のドライバーが保有する約7万台の業務端末で順次稼働開始する。

ヤマト運輸はこれまで、全国のドライバーが商品配送時の代金引換え(以下 代引き)や運賃精算に備えて決済専用端末を携行していた。今回、配送管理を行う配送管理端末(汎用スマートフォン)に「CAFIS Tap to Pay」アプリケーションをインストールすることで、従来の決済専用端末を不要とし、ドライバーが持ち運ぶ端末の台数を減らすことで、ドライバーの負担軽減ができる。

NTTデータは「CAFIS Tap to Pay」は、業界を問わず「場所に捉われない販売機会」や「新たな購買シーン」の創出を実現すると位置づけている。汎用スマートフォンにアプリケーションをインストール後、速やかにあらゆる場面で利用可能となることから、イベントや季節性によって生じる決済需要の増減にも柔軟に対応する。NTTデータは今後、2030年度までに20万台の市場展開をめざす。


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