【物 流】住友倉庫 フューチャーアーキテクトのOCRソリューションを導入

住友倉庫は2025年1月より、フューチャーアーキテクトが開発したOCR(光学文字認識)ソリューション「Future EdgeAI」を輸出貨物取扱業務における搬入確認作業に導入した。

今回のプロジェクトでは、住友倉庫の大阪市にある拠点、南港第二営業所国際フェリー上屋における輸出貨物取扱業務の搬入確認作業に「Future EdgeAI」を導入し、搬入時に行うケースマーク情報の読み取り・システム登録作業を効率化した。

国際貨物には、配送先や重量といった貨物の詳細を示す記号や番号、文字など多くの情報が記載されたケースマークが貼り付けまたは印字されているため、国際貨物の荷捌き業務では多くの目視確認や手作業が発生している。

これまで同拠点では、ケースマークの確認及びシステムへのデータ登録作業に掛かる負荷が課題となっていた。今回「Future EdgeAI」の導入により、倉庫作業員がケースマークをスマートフォンで撮影するだけでケースマークの情報をデータ化できるようにし、その結果、導入前と比較し約60%の作業 時間削減効果が期待、業務の省力化と迅速化を実現した。


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