【環 境】北陸電力とINPEX エネルギーシステムの低炭素化・高度化で包括連携
北陸電力とINPEXは、「エネルギーシステムの低炭素化及び高度化に関する包括連携協定書」を締結した。この協定は、両社が持つエネルギーソリューションの知見等を相互に有効活用し、エネルギーシステムの低炭素化及び高度化を図り、カーボンニュートラル社会の実現を目指すため、北陸電力とINPEXが連携して包括的な検討を行うことを目的に締結される。
北陸電力グループは令和6(2024)年4月に、新中期経営計画に基づく令和6(2024)年度アクションプランを策定し、『北陸地域のカーボンニュートラル推進を「つくる」、「とどける」、「ささえる」のトータルでリードする』というスローガンのもと、地域と一体となった脱炭素化に向けた取り組みを進めている。責任あるエネルギー事業者として安定供給を前提に電源の脱炭素化を着実に進めるだけでなく、再エネの大量導入に資する送配電網の次世代化を進めるとともに、社会的な脱炭素ニーズの高まりを踏まえた新たな脱炭素化サービスの展開などを積極的に行い、令和32(2050) 年のカーボンニュートラルの達成と 持続可能なスマート社会の実現を目指している。
一方のINPEXは、国内外で多数の石油・天然ガス事業やその他低炭素エネルギー事業のプロジェクト運営に関わっており、日本国内においては国産ガスの生産、液化天然ガス(LNG)の受入れ、ガス導管を通じた天然ガスの販売・供給を行っております。INPEX は引き続き、国内外での天然ガス・LNG事業に加え、一定の経験や知見を有するCCS(※)や再エネ等の低炭素化に向けた取組みも拡大していくことで、日本を始め、各地域におけるエネルギーシステムの低炭素化及び高度化を目指している。
今後、両社が持つエネルギーソリューションを有効に活用しながら、地域の更なる発展・活性化に向けて、共同で検討を進める。
※ CCS(Carbon Capture and Storage)
CO2の分離回収・貯留
・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です
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