【物 流】伊藤園と全農グループ 飲料と米穀の「ラウンド輸送」を開始

伊藤園と全国農業協同組合連合会(JA全農)のグループ会社である全農物流は、持続可能なサプライチェーンの構築を目指して、相互車両を活用して飲料や米穀を運ぶ「ラウンド輸送」の運行を、2024年11月から本格稼働を開始した。

伊藤園とJA全農グループは、相互車両を活用して飲料や米穀を運ぶ「ラウンド輸送」のスキームを確立した。新潟と関東間で運行する両社の週3回運行のうち1回を相互でラウンド輸送とする取組みを行うことで、従来の輸送と比べてトラックの使用台数が約33%減少し、またCO2排出量も見込みで約16%削減できる。今後はさらに連携を強化し、より幅広い領域での物流連携も検討する。

伊藤園は環境負荷の低減を通じて持続可能な社会を実現するために、物流の効率化と環境配慮の取組みを推進しており、他企業との連携強化により物流ネットワークの最適化を図る。今回のJA全農グループとの持続可能な物流連携を行うパートナーシップをはじめ、今後もお客様に安全・安心な製品を持続的にお届けするため、業界や業種を横断して効率的な物流体制を構築し、持続可能なサプライチェーンの構築を目指す。


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