【知 識】長野県塩尻市とセイコーエプソン 包括連携協定を締結
長野県塩尻市とセイコーエプソンは、塩尻市の「第六次塩尻市総合計画(しおじり未来投資戦略)」が掲げる都市像「多彩な暮らし、叶えるまち。-田園都市しおじり-」の実現に向けて、包括連携協定を締結した。
塩尻市は令和6年度を始期とする「第六次塩尻市総合計画(しおじり未来投資戦略)」を策定し、市内外でつながりを強化しながら共創を促進し、市民の生活の質や幸福感の向上を目指している。人口減少に伴う地域課題が全国的に深刻化する中、塩尻市はいち早く行政や地域の情報化を推進し、住民サービスの向上に努めるだけではなく、塩尻市デジタル・トランスフォーメーション戦略に基づき、「行政DX」と「地域DX」の両輪で積極的に取り組んできた。特に最近では自動運転技術の導入を積極的に行うとともに、自営型テレワーク推進事業「KADO」を通じた自動運転に必要な高精度3次元地図の作成、GIGAスクールにおけるICT支援員の配置など、先進的な取り組みを展開しており、こうした取り組みは他の自治体からも注目を集めている。
一方、エプソンは持続可能で心豊かな社会を実現するための共創を推進している。この共創の一環として、2023年6月から塩尻市の地域DX拠点「core塩尻」のパートナー企業となり、地域課題解決に向けた共創活動に取り組んできた。今回の包括連携協定により、塩尻市および地域事業者とさらに連携を深め、プリンティング、プロジェクション、センシングなど、エプソンが培ってきた技術についてオープンイノベーションを通じて広く活用し、地域が抱える課題解決に取り組んでいく。
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