【アジア】三菱地所 デリー首都圏の既存物流施設に投資
三菱地所は、アジア太平洋地域を基盤とした不動産投資会社Rava Partnersが出資するLogicap Managementと、インド・デリー首都圏の既存物流施設に投資した。投資対象は、デリー中心部から南西約30kmに位置するハリヤナ州グルグラム(旧称:グルガオン)圏内の満室稼働中の大型物流施設2物件「Khijuri(キユリ)」・「Farrukhnagar(ファルクナガール)」(合計敷地面積約29ha、合計有効面積約18ha、竣工2021年・2022年)。
インドは昨今、顕著な人口増加に伴い、2025年までに世界第4位の経済規模(※)に成長すると予想され、消費市場の伸びとともに物流需要が増加している。一方、国内全土において高品質の物流施設の供給が逼迫している状況にあり、投資対象の大型物流施設は、従来から製造業の集積地で、近年では情報技術等の新興産業クラスターとしても発展し、交通インフラが整ったインド・デリー首都圏南西部に立地する。
三菱地所は2023年よりインド・チェンナイにおけるビジネスパーク開発「International Tech Park Chennai, Radial Road」への参画を皮切りに、インドでの事業に進出した。今後も、日本及び海外各国での知見・経験を活かし、需要等のマーケット動向を捉えた事業機会の探索を続け、優良かつ多様性のある事業ポートフォリオを実現する。
※ 名目GDP(IMF予測)に基づく
・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です
0コメント