【環 境】ロッテ カカオ関連企業と再生農業の実用化に向け有効性評価試験を実施
ロッテは、不二製油、MCアグリアライアンス、Olam Food Ingredientsと共同で、カカオの外殻を原料とするバイオ炭を用いた再生農業を実用化するため、ガーナで有効性の評価試験を実施する。
未利用副産物のカカオポッドを利用したバイオ炭をカカオ農園に散布することで、土壌改良効果による化学肥料や農薬使用量の削減・生産性の向上が期待される。また脱炭素効果も見込まれており、カーボンインセットが期待されている。
カカオ産業は農家の貧困、児童労働、森林破壊などの課題が指摘されており、直近の収穫期においても、天候不順や病虫害等の複数の複合的な要因で収穫量が減少している。ロッテは、カカオ豆の生産地が抱える課題への支援や生産地のトレーサビリティ確立など、持続可能なサプライチェーンの実現を目指して今後も取り組んでいく。
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