【環 境】商船三井など 北海道浜中町でバイオメタン製造と活用に向けた検討を開始
北海道浜中町、浜中町農業協同組合、タカナシ乳業、北海道ガス、商船三井と商船三井さんふらわあは、酪農業が盛んな北海道浜中町において家畜糞尿や同町で排出される有機物等からバイオメタンを製造し、道内の工場や道内港湾に寄港する船舶で低・脱炭素エネルギーとして活用することに向けた検討を開始した。
LNG(液化天然ガス)は現在、石炭・石油といった従来燃料に代わる低炭素燃料として利用されており、工場や船舶で従来の燃料に比べ25~40%の二酸化炭素排出を削減することができる。今回、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、浜中町内で製造するバイオメタンを工場や船舶で一部または全部利用する場合の事業性評価を行う。
バイオメタンは既存の輸送や消費に関わるインフラを流用できるため、最終目標である脱炭素に向けた有効なエネルギーとなる。今後、連携参加する6つの組織は、各々の知見を持ち寄り、検討を進めていく。
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